「延岡を語る若者の会」

まちあそび

5月11日(土)にエンクロスで行われた「延岡を語る若者の会」に参加しました。前日から調子が悪く、またテレビの生中継が入るということで正直不安と期待が入り混じっていましたが、行ってよかったです。

講師の脇坂千恵さんは行動ありきで考える「師」となれる人でした

講師の脇坂さんは、石橋を叩いて壊してしまいがちな私の性格とは正反対の方で、まず行動し形にし、それから考えるということをずっと繰り返して生きてきた方なのだなと感じました。考えてばかりでなかなか行動できない私からすると本当に学ぶことの多い方で、尊敬できる方です。行動しながら考えてきた数々の話はどれも臨場感があって面白く、何より説得力があって1時間強の間聞き入っていました。どのお話も重要なことばかりで、今後脇坂さんがお話をされる機会がありましたらぜひみなさんにも行かれてほしいのですが、その中から3つ今日はピックアップしてお伝えします。

本質的なまちづくりとは何か

これまでの延岡市のまちづくり(※脇坂さんは「地域づくり」という言葉を使われますが、ここではまちづくりとさせていただきます)を一市民として見ていて私が感じていたけれど言葉にして発していいのか分からず秘めていたことを脇坂さんは言葉にしてはっきりとおっしゃいました。

曰く、「まちづくり=イベント」になっていると。

まちづくりとは、私は市民ひとりひとりがじぶん事としてじぶんの人生を生きる上に成り立つものだと私は思っています。ですがこれまでの延岡の現状は、まるで打ち上げ花火のように一過性のイベントを行い、それをまちづくりと称していました。ではそれでそのあと何が残ったのか。私はそれがずっと疑問でした。そのイベントには多額の補助金が費やされています。ほんとうにそれでいいんだろうか。それで本質的な課題が解決され、まちが活性化していくのだろうか。

私が個人で感じていた思いを脇坂さんがものすごく説得力のある形で覚悟と勇気を持って発言してくださったこと、とてもうれしかったです。

まちづくり活動を行っている各団体の連携が取れていない

延岡ではいろんな人・団体がさまざまな活動を一生懸命されています。その取り組みのひとつひとつはおもしろく素晴らしいものも多いと思います。でも、じゃあひとつのまちとしてどんなビジョンを持っているのか、そのビジョンに向かって一貫した活動ができているのか。私はまだまだ勉強不足ですが、まちづくりに関心を持っている一市民としてそれがすごく分かりにくいと思っていました。そしてどこに聞きにいけば解決するんだろうと。でも、たぶん現状はまだどこに聞きにいっても解決しないのだと思います。これからそれを担っていくのが結び塾だと思うので期待と応援をしつつ、私は個人として何ができるのか考えて行動していきたいと思います。

地元で自分を生かすということ

脇坂さんはじぶんが「このまちに生れた意味」があると思うとおっしゃいました。私はこの先数年間は延岡にいて、地元でじぶんを生かす覚悟を決めたものの、いつかは移住しようかなどどこかで逃げの気持ちがありました。一方で、ふるさとに生きずにふるさとと向き合うことはできるのかといった疑問も感じていました。その迷いを脇坂さんが吹っ飛ばしてくれました。私は延岡で生きていこう、そう覚悟を決めました。

「延岡を語る若者の会」はアツかった、でもだからこそ

脇坂さん講演後のみなさんのフィードバックを聞いていても、「延岡を語る若者の会」はアツい集まりだな、アツい人たちが集まっているなという印象を受けました。でもだからこそ、一歩引いたところでじぶんたちを見る視点を持っていたいと私は思いました。

なぜなら、まちづくりとは先ほど書いたように市民ひとりひとりが担うものだと考えているからで、アツい人たち(この会の人たち)だけが盛り上がっても成せるものではないからです。だからこそ、普通の市民を巻き込んでいける冷静さとアツさを併せ持った活動をしていけたらよいのかなと思いました。

その意味で、この会に参加する前の不安と期待が入り混じった気持ちを忘れないようにしたいです。それは私自身がそうであったように、延岡やまちづくりに対して思いはあるもののまだ仲間がいず一歩踏み出せずにいる人たちの気持ちでもあると思うからです。

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