私が会社員を辞めた理由

まちあそび

会社員として得たもの

もともと私はこの会社にずっといようと思って入社したわけではありませんでした。入社当時、目標がふたつありました。まず経済的に自立すること、そして自分に自信をつけること。私は親に依存せずともひとりで生きていけるという経験に裏づく自信を得たかった。何事もやるとなればまじめに誠実に取り組む私は仕事にも一所懸命取り組みました。結果、この目標は早い段階で達成できたと感じるようになりました。

辞めたかった会社をずっと辞めなかった理由

入社して1年になる春には強烈に辞めたいと思っていました。それでも4年間辞めなかったのは、けっきょく安定を手放すのが怖かったわけです。収入の多寡に関わらず、毎月安定して一定の収入があるというのは安心です。家計の切り盛りも子どもに将来かかる教育費もすべて完璧に回さなきゃと思い込んでいた。いま思えばなんであんなに自分で自分を縛っていたのだろうなと。賢い選択をしたい、損をしたくないという欲が強かったのだなあといまは思います。

「好き」「やりたい」がどんどん膨らんでいった

入社する前から好きなことは明確でした。仕事としてそれに携われないことから、好きなことに対する思いは募る一方で、暇さえあればそれに時間を割いていました。いつしか会社員としての仕事をセーブしたいとまで思うようになっていました。単なる「好き」「やりたい」ではなく、「どうしようもなく好き」「どうしてもやらずにはいられない」になっていたのです。

会社を辞める理由

会社を辞める理由は大きく4つあります。

  1. 先述のように入社時の目的を果たしたこと。
  2. 他人の尺度や外部の評価軸に自分を合わせるのではなく、自分の中で目標やモチベーションを設定してそれをクリアする喜びを得るような生き方を選びたいと思ったこと。自分の人生を自分で引き受けたいと思ったのです。
  3. 私じゃなくてもやれることは私がする必要はないと思ったこと。会社員としての制約がある中でも「自分」を持って仕事に臨んでいる人はたくさんいると思います。私もそこを目指してきました。でもどこかでその限界があることを知っていたし、「これは私がしなくてもいい」「私の仕事ではない」という思いが拭えなかった。だから今後は「したくないこと」はしないことがひとつの軸です。誰しも自分が持つ才能は限られていると思うので、それを必要だと感じる1点に集約して注ぎ込みたいと思っています。
  4. 私自身が素敵で魅力的だと感じる人たちのように自分もなりたいと思うようになったこと。会社を出て広い社会に目を向けてみると、それまで見えていなかった自分の求めていた人たちがたくさんいることに気づきました。その人たちがとても素敵でまぶしく思えた。だから私もそのように生きたいと思うようになりました。

今後どんな風に生きていきたいか

何よりもまず、自分らしく生きたいです。生き方は表現そのものだからです。会社員でいては、私は私らしくいられないし、自分を表現できないと思いました。いつでも自分で自分の生き方を肯定したい自分の人生を納得して生きたいわくわくして生きたい。仕事を通じて生きる喜びを感じたい。たくさん感情の動く人生を送りたい。そのために、ずっと心に抱えてきた自分の「好き」を生かしたい。「芸術は個の爆発だ」と言った人がいました。自分で自分を解放できる、そんな働き方すなわち生き方がしたい。これらはすべて会社員として働きながら「働くとは」「仕事とは」と考え続けて得た結論です。学び、考え、書いて楽しく生きます。そしてそれで得たものを態度や行動で示したい。人と時間を大切にして生きます。

タイトルとURLをコピーしました